地元を離れた人たちと「地元に残っていれば過ごしたであろう架空の一日と、現実に過ごした一日」を、連続した二日間として日記にしました。現実と架空の境界が曖昧な、不思議な本です。

ごまさんの文章が好きで、散歩のオファーをしました。 私は横浜人形の家を、ごまさんは神楽坂・市ケ谷をチョイス。身の上をほとんど知らない二人が「散歩してそれを日記にする」目的で、屈指のデートスポットを巡り、互いに牽制しあいつつも過去の記憶を振り返る回です。

羽織虫が、知人以上友人未満の方を誘って、互いの思い出の場所を一緒に巡って各々記録に残す「だれおも散歩」第ニ弾です。ゲストは針山さん。同い年の二人が過去の不遇な恋愛を成仏させるべく東京の街を歩きます。

羽織虫が、知人以上友人未満のむまさんと、互いの思い出の場所を一緒に巡って各々記録に残した本です。記憶を巡る紀行文でもあり、人見知りの羽織虫が、他人との距離感を推し量る記録でもあります。

生まれて初めて書いたエッセイです。 2022年10月にネットプリントで公開したものの加筆修正版です。